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いじめで中学時代に読んで救われたマンガとは?

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“マンガ好き”のお笑いタレント・狩野英孝とグラビアアイドル・倉持由香がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「まんが王国 presents 世界はまんがで出来ている!」。毎日最大50%ポイント還元でお得感No.1、国内最大級のコミック配信サービス「まんが王国」にある膨大なデータのなかから、さまざまなジャンルの作品をピックアップし、“マンガ愛”を語り合います。 9月12日(土)放送は、マンガをこよなく愛するゲスト、お笑いコンビ・かが屋の賀屋壮也さんが登場。「世界を変えたまんが大賞」と題して、自身のマンガ遍歴を発表。“マンガ愛”をたっぷりと語りました。

◆人生観が変わるほどの影響を受けたマンガは?

「世界を変えたまんが大賞」は、“マンガ好き”のゲストに人生観が変わるほどの影響を受けたマンガを、部門ごとにセレクトしてもらい、そのマンガの魅力をたっぷり語ってもらうコーナー。 “お笑い第7世代”として大活躍のかが屋・賀屋さんが、3つの部門からセレクトしてくれました。まずは、マンガを語るうえで欠かせない「思春期編」から。

・思春期編 「ピンポン」松本大洋

賀屋さんが、最も多感な時期に影響を受けたマンガは、松本大洋さんの「ピンポン」。 このチョイスに、狩野は「なんか、かが屋っぽいな~! マンガに出てきそうだもん(笑)。顔が“マン顔”だよ!」とツッコミを入れると、「“(『行け! 稲中卓球部』などの)古谷実先生の作品に出てきそう”って言われるような顔立ちをしていますけど(笑)。『こんな感じのヤツ、いるよな~』ってよく言われます」と賀屋さん。 松本作品が大好きだと言い、「1冊に絞るのが難しかったですけど、『ピンポン』ですね」としみじみ。狩野が「松本先生の作品って、読んでいるとすごく不思議な感覚がするよね?」と話すと、賀屋さんも「そうですね。絵柄がやっぱり見慣れないので」とうなずきます。そして、倉持からは「(タッチが)特殊で、ミリペン(極細サインペンの1種)で描かれていますもんね」とプチ情報も飛び出します。 続いて、賀屋さんは「松本先生って最近は週刊連載をやっていないんですけど、『ピンポン』は週刊連載(週刊ビッグコミックスピリッツ:1996年~1997年)でした。ご本人もおっしゃっていたんですけど、締め切りとの闘いもあって、本当に間に合わないというか、(締め切りに間に合わせるため)必死にやったと。(本人的に)気に入っていない話もあるけど、『それも含めて、いまは大好きな作品だ』とおっしゃっていました」と話します。 続けて、「ピンポン」の魅力について「松本先生が“スポ根”モノを描いたら、こうなるっていう。ストレートに熱くて、キャラクターも一人ひとり魅力的。何回でも読めますね。読むたびに印象が変わってくるというか」と熱弁。 ちなみに、賀屋さんの思春期を尋ねると「あまりいい思い出がなくて……中学の頃、女子にいじめられて。しかも中高一貫の私立で、1学年40人だったので、ずっと地獄でした。でも高校になると、いじめていた女子が成長して大人になっていくというか、“いじめってカッコ悪いよね”とか言い出して、でも “俺、忘れてないよ”って(笑)。(散々いじめておいて)“なんで『一緒にファミレス行こう?』って言えるの?”と。そんな鬱屈とした感じの時代に助けてくれたのがマンガだった」と振り返りました。

・設定編 「ランド」山下和美

賀屋さんと、相方・加賀翔さんが生み出すネタの世界観に定評のある、かが屋。そんな賀屋さんが“思わずうなった設定のマンガ”は、山下和美さんの「ランド」です。 賀屋さんの「設定は、日本の江戸時代くらいに閉鎖された村。 50歳を迎えると、体が健康であっても死ななければいけない“知命(ちめい)”という儀式があって、知命を迎えると『おめでとう、あっちの世界に行けるよ』という感じの、暗~い始まりなんです」という説明に、倉持は「なんか“ゾワッ”としますね」と声を上げます。 そんな始まりから「途中で展開がガラッと変わるんです。そこで『ランド』というタイトルの意味がわかる」と賀屋さん。 作者の山下さんと言えば、「天才 柳沢教授の生活」をはじめ、もともとは少女マンガを中心に活躍していた漫画家。「かわいらしい絵柄でストーリーが描かれていて、3~4巻くらいまでは、ずっとその村の話なんですけど、途中からガラッと変わる」との賀屋さんの説明に、倉持は「気になります!」と興味津々の様子。

・2020年最もハマったマンガ編 「チェンソーマン」藤本タツキ

そして、賀屋さんが“今年最もハマった作品”として挙げたのは、藤本タツキさんの「チェンソーマン」です。 これには、思わず「お~!」と声を漏らす狩野と倉持。「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった際、賀屋さんは衝撃を受けたと言い、「ずっと“いいのか!?”って思いながら読んでいます。絵柄もすごくいいし、あの展開は素晴らしい!」と、どハマりしている様子。 絶賛愛読中の倉持も「いま、ちょうどめちゃくちゃいいところ! 話が重く、暗くなっていくんですけど、主人公・デンジの底なしの明るさが、またつらくなっちゃう……」と語ると、賀屋さんも「そのなかに『週刊少年ジャンプ』の3大定義“友情・努力・勝利”がどう入っていくのか。そこをちゃんと押さえているんだけど、いままでの作品とは違う感じ」と魅力を熱く語りました。 (TOKYO FMの番組「まんが王国 presents 世界はまんがで出来ている!」9月12日(土)放送より)