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米国時代いじめにあっていた青山テルマ

メキシコ人とのタイマンに勝ち

「いじめがなくなった」

 青山テルマが、10月4日放送の『おかべろ』(フジテレビ系)で学生時代を語った。

 トリニダード・トバゴ人の祖父を持つクォーターの青山。2歳で両親が離婚し、奈良県の田舎町で母親と暮らすが、肌の色が違うことで「差別やいじめは当たり前」と回想する。

 そのため、小学校は往復6時間かかる京都のインターナショナルスクールへ通うが、あだ名は「ゴリラ」だった。

 しかし、年間100万円もの学費の支払いで貯金が底を突き、やむなく小学校6年生のときひとりで渡米し、授業料が無料だというアメリカの公立学校へ。

 治安が非常に悪い、家賃も格安の地域に住み、「学校も、ホントに一歩間違えたらギャングに襲われるくらいの、めちゃくちゃ怖い街にあった」と振り返った。

 その後、渡米してきた母親と一緒に住むようになり、アルバイトで貯めた資金で以前より治安のいい場所へ引っ越すことができた。

 学校ではいじめが続いたが、テルマはメキシコ人とタイマンするはめに。体格差からボコボコにされたが、足を引っ張ってこけさせてから「いじめはなくなった」と語った。

 歌手を目指し15歳で帰国し、大学1年生のときにリリースした『そばにいるね feat.SoulJa』が大ヒット。青山は壮絶体験を糧にブレイクを成し遂げた。