メーガン妃のスタッフいじめ疑惑 調査へ
英「タイムズ」紙が3月2日(現地時間)、ケンジントン宮殿に住んでいたメーガン妃からいじめを受けたスタッフが退職に追い込まれたと報じた。この報道に懸念を示し、王室は当時のスタッフらに聞き取りを行い、事実関係を調査するという。3月3日(現地時間)に王室が発表した声明には、こう綴られている。
「サセックス公爵夫妻の元スタッフの訴えを受けてタイムズが報じた疑惑を、当然ながら非常に憂慮しています。その結果、人事部門が記事にあるような状況を調査します。すでに退職した元スタッフを含めた当時の関係者には、教訓を得られるのであれば、聞き取りに参加してもらう予定です。王室は何年にもわたり方針として職場に尊厳を持ち続けてきましたし、職場でのいじめや嫌がらせは容認しません」
ジェイソン・クナウフ氏。Photo: Max Mumby/Indigo/Getty
Images
「タイムズ」紙によると、2018年10月に
サセックス公爵夫妻の当時の報道官だったジェイソン・クナウフ氏は、「公爵夫人のいじめによって2人のスタッフが辞職した」として、宮殿に苦情を申し立てていたという。ある関係者によると、これを知ったヘンリー王子は追求しないようにクナウフ氏に求めたそうだ。
一連のいじめ疑惑報道を受け、ヘンリー王子とメーガン妃は広報を通じてこれを否定する声明を発表。王室離脱後初めてとなる夫妻のインタビューが3月7日(現地時間)にアメリカのテレビ局で放送される予定であることから、「誤解を招く悪意ある報道に基づく、計算された中傷キャンペーン」だと反論している。