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いじめる側の心理から 対応策を学べ!

いじめる側の心理から、いじめに立ち向かう対応策を学べ

 

いじめは子どもだけでなく大人の中でも起こります。そして、根本的ないじめのマインドは子どもも大人も変わらないように感じます。

では、いじめる側はどんなことを思って、人を攻撃しているのでしょう?

今日は、いじめっ子であった過去を告白したProject Nightfall管理人人気動画クリエイターAgon氏の動画からいじめる側の真理と、いじめに立ち向かう対応策を考えていきたいと思います。

いじめの理由は理不尽でしかない

Agon氏は、幼少期から22才になるまでいじめっ子だったそうです。

彼が人を攻撃していたのは、「人の痛みに、心の平和を見出していたから」と言います。

暴力的な母親と自分を捨てて家を出て行った父親を両親にもつAgon氏。11才の時に母親が他界すると、甘やかしてばかりで躾をしない祖父母のもとで育てられたそう。

 

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荒んだ家庭環境に生まれたAgon氏は、心の中に燃え盛る怒りを鎮めるため、そして、大嫌いだった学校生活の中で時間を潰すために、自分よりも弱い子やおとなしい子、太った子や障害がある子をターゲットにいじめをしていたと言います。

しかし、どんなにいじめても、立ち向かってきた人のことはいじめるのをやめたそうです。いじめをする人は身体的に優れていても、精神的には弱いもの。なので、立ち向かってくる強い心の前には強く出られないのです。

大人になってからのいじめというのは、いじめてくる側が自分よりも上の立場の場合、立ち向かうということは難しいはず。

しかし、いじめる側の気持ちや、話し合いや良心への訴えかけが無駄だとわかれば、そこにとどまることの無意味さに気づけるのではないでしょうか。

子どもにはどう教える

いじめる側の心理を理解しておけば、たとえ子どもがいじめられたり、いじめる側になってしまったとしてもうまく対応できるかもしれません。

いじめられたら、立ち向かうことが大切であることと、いじめをすれば自分の心も傷つけることを教えられます。

それだけでなく、日頃からストレスの発散方法を教えることも重要でしょう。

Agon氏の「人の痛みに安らぎを見出していた」という言葉は、裏返してみれば、人を傷つけることでしかストレス発散する方法を知らなかったとも捉えられるからです。

Agon氏は自分の過ちに気づき、22才で改名し、祖国を離れて新しい人生をあゆみました。今では影響力のある動画クリエーターのひとりです。

罪のない人々の人生に一生消えない傷を負わせた人が、大成功している事実に複雑な感情を抱かないわけではありません。

ですが、いじめる側の心理を語り、「いじめはただひたすら理不尽」であることを周知してくれたことは、大きな意味があるのではないでしょうか。