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ドジャース・バウアーがいじめ被害者の少年をオープン戦に招待

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ミーガン・アロンソンさんは日本時間3月12日に「複数の学校でいじめを経験した息子の11歳の誕生日を祝ってほしい」とツイートし、自身のフォロワーに呼びかけた。数人からレスポンスがあればいいと期待していたアロンソンさんは数時間後、そのツイートが「バズっている」ことを発見。なんとツイッターのトレンドの1位になっていたのだ。このツイートがきっかけで、息子のカノンくんは一生忘れられない素敵な経験をすることになる。  アロンソンさんによると、カノンくんは2019年6月にアリゾナ州からテネシー州へ引っ越した際、新しい学校で転校生として「かなりひどい」いじめを受けたという。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、アロンソンさんの家族はアリゾナ州へ戻ることを決めたものの、カノンくんが以前通っていた学校は閉校となってしまい、別の学校に通うことに。そして、その学校でもいじめは続いた。「彼はちょっと変わった子供なんです。それが理由でいじめられていました」とアロンソンさんは言う。  この話は、子供のころにいじめられた経験があることを公言しているトレバー・バウアードジャース)の心に響いた。バウアーはアロンソンさんのツイートを見て、11歳のカノンくんのために何か特別なことをしてあげたいと考え、カノンくんをオープン戦に招待することに。アロンソンさんによると、ドジャースから電話があり、アロンソンさんのツイートがバウアーの心の琴線に触れたこと、バウアーがカノンくんをオープン戦に招待したいと言っていることを告げられたという。  日本時間3月28日、バウアーは古巣インディアンスとのオープン戦に登板する前に、カノンくんと3人の兄弟、両親に会い、自分と同じ背番号27のユニフォームをカノンくんにプレゼント。そこには「他人と違うのは素晴らしいことです。これからも自分らしくいてね。トレバー・バウアーより」とのメッセージが添えられていた。バウアーは「僕は子供のとき、学校で容赦なくいじめられていた。学校に行くのが大嫌いだった。彼のために何か特別なことをしてあげたかった。事態が改善されるという希望を与え、自分らしくいたいと思ってほしかった」と語っている。  冒頭のアロンソンさんのツイートのあと、カノンくんのもとには多くの温かいメッセージが届いたという。しかし、そのなかでもバウアーが与えてくれた経験は特別なものだったようだ。アロンソンさんは「信じられないことでした。本当に素晴らしい経験でした。カノンはとても興奮していましたし、トレバーと話しているあいだ、震えていました。カノンはとても緊張していましたが、本当に素敵な経験をさせていただきました」と話している。いじめ経験者のバウアーだからこそできる、カノンくんへの最高のプレゼントとなったようだ。