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いじめ事件 ・イジメ ニュースを発信中!スマホいじめが増加!子供達をいじめから守ろう!

いじめ相談窓口幅広く、塾など学外団体も対象!

川口市は25日、子供をいじめから守るため、5月から毎月原則3回、専門家による新たないじめ面接相談窓口を開設すると発表した。相談窓口は従来の教育委員会や学校ではなく、市子ども部青少年対策室が担当し、地域スポーツクラブや学習塾など学校活動以外で発生するいじめの相談にも対応することが特徴。奥ノ木信夫市長は「相談の受け皿を幅広く設け、いじめを少しでもなくしたい」と語った。(石井豊)

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 同市では昨年12月議会で「市いじめを防止するためのまちづくり推進条例案」が議員提案され可決。これを受け、市はいじめの相談や調査、是正要請などを行う「いじめから子どもを守る委員会」を設置。委員にはいじめ問題に詳しい弁護士、医師、元中学校長の3人を委嘱。子供や保護者、市民の相談に対応する面接窓口を設けることにした。

 相談はこれまでいじめに関する相談窓口がなかった放課後児童クラブや地域スポーツクラブ、スポーツ教室、学習塾など子供関連団体、東京都内の私立学校で発生した問題にも対応。学校に相談できない問題や、相談しても解決ができなかった問題の解決にも取り組むとしている。

 面接相談窓口は原則毎月第1~3週の木曜午後、青少年対策室内に開設。相談は電話で予約を受け、面接は3委員が交代で担当する。相談内容は毎月1回行われる委員会に報告。3委員が専門の立ち場から意見や知恵を出し合い、相談者に助言するほか、必要なら子供関連団体なども調査、是正要請などを行う。

 各市立学校には同条例に基づき、いじめ相談の窓口となるいじめ対応教員も配置。学校全体でいじめ問題に取り組むほか、同委員会との連携も図る。

 青少年対策室は「どれだけ相談が来るか分からないが、一人に対して継続して解決が図られるまで責任を持って対応したい」としている。

 面接相談の予約は5月1日から電話((電)048・258・4093)で。月~金曜日の午前8時半から午後5時15分に受け付ける。

 

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どもの「いじめサイン」にすぐ気が付く親になるには

こどもはSOS をだせない

「うちの子がいじめなんて、まさか。」「ちゃんと毎日学校にも行っているし、うちの子は大丈夫。」などと思っていませんか?中には、自分の子どもがいじめにあっていると言う現実を受け止めきれない親もいます。

 

しかし、今どきの「いじめ」というものには我々大人が考えもしないようなたくさんの種類があり、子どもが何も言ってこないから大丈夫と思っていては、取り返しのつかないことになってしまいます。

子どもは、自分がいじめられていたとしてもなかなか親に言い出せないものです。実際、親には言えず、私が把握したいじめも多数あります。そんな子どもたちが異口同音言うのは、「親に心配かけたくないから言えなかった」。

また一方では、「親に言っても聴いてくれない」「自分で嫌だと言いなさいと言われた」「先生に言いなさいと言われた」「親が忙しそうにしていて話す時間が無い」などの声も上がっています。

もしも、自分の子どもがいじめにあっていたら……親としては、可能な限り早い段階で気づいて救い出してあげたいものです。

何かしらのサインはある

 

しかし、必ずと言っていいほど、子どもは何かしらのサインを出しています。

 

例えばこんなことはないですか?

親が家事なり何かの仕事をしているとき、子どもが「ねえお母さん!」と何気ない一言をかけてくる。ちょうどその時、親は手が離せず、「何?今忙しいから後にして」。日常どこにでもありそうなやり取りです。

子どもは、面と向かって話があるなどなかなか言えないのです。親が何かをしているときにこそ、さりげなく声を掛けやすいのかも知れません。でも心の中ではドキドキです。しかし、そこで「後にして」と言われ、時間が経ってから「さっきの話なあに?」と言われても、もう子どもが話したいと思った勢いが無くなっているのです。

子どもが親に自分自身のことを話すのには勇気や勢いが必要です。子どもが話したい時と、親が聴きたい時のタイムラグがどうしても生まれてしまいます。お父さん、お母さんには、このタイムラグがあることを理解しておいてほしいと思います。だから、子どもが何か話があると言った時は、必ず手を止めて聴いてあげて欲しいと思います。

どうしても無理という時には、「後で」という言い方では無く、「何分後」というように具体的に数字化してあげることがとても大事です。数字化すると子どもの方も納得しやすくなります。大人は「後で」とか、「いつか」というざっくりした言い方をついついしてしまいますが、安心させるためにも数字できっちり示してあげることが大切なのです。

親が心に余裕を持って、しっかり子どもの様子を見てあげる、そして何か変化を見つけたら声をかけてあげる、これが重要です。必ずしも、四六時中一緒に過ごして長時間子どものそばにいなければ、いじめのサインには気が付けないというわけではありません。

子どものいじめを知ったらどう対処する?

 

親の役割は、どこからがいじめかを判断することよりも、とにかく子どもを守ってあげることだというのを忘れないでください。

「学校の先生に言っても大丈夫?」とか「問題が大きくならないか心配」など不安に思うこともあるかもしれませんが、先生に伝えることが問題になるわけではありません。

ただ、問題がこじれることが無いよう、少しだけ伝え方には注意が必要です。頭ごなしに子どもの言葉だけを先生にぶつけるのでなく、親と学校とで、まずは事実関係を確認することが大事です。

また、ほとんどの子どもは、「先生に言わないで」と言います。特に、親の性格を誰よりも子どもは知っているので「話せば大事になる」と思うような親だとなおさら打ち明けにくくなります。ですから、子どもから話を聴くときも、親は冷静に事実だけを聴いていくようにしてください。もしかしたら、自分の子どもがいじめをしていると思われているケースもあります。

また、担任、学年主任、教頭、校長と段階を踏んで、相談するのもいいかと思います。私が親御さんに提案するのは、学校側と協議している事実はまず子どもには伏せておいて、親と学校で協力しながら子どもの様子を見守っていく、というやり方です。

生徒が30人以上いる学級などでは、先生の目が行き届きにくいものなので、登下校の通学班で起きているいじめもあります。様子を伝えておくことだけでも、子どもに対しての先生の目が届くようになります。よく言う「手がかからない普通の子」は、先生から見てもどうしてもスルーされてしまうのです。

子どもに対しての接し方

 

子どもに対しては、まずはしっかり話を聴いてあげることが大事ですね。

「お母さんがしてあげられることってなあに?」など声をかけることで、「常にあなたを見ているから」というサインを送り続けてください。それだけでも、子どもは安心できるものなのです。

いじめの問題は、とてもナーバスです。大事にしたくない、という気持ちが先行して対応が遅れてしまったり、逆にアプローチを間違えて、あらぬ方向に事態が進み解決どころか悪化してしまう、というケースも多々あります。

専門家は、親御さんと一緒に子どもを見守り、これからどうしていくか、学校に対してどう言っていくかなど適切なアドバイスをします。場合によっては、親御さんの代わりに学校側と話をしたこともあります。

親が訊いても、学校の話をしたがらない、友達の話をしたがらない、話題を変えようとする、など子どもの様子がいつもと違うと感じたら、「何日か様子を見てみよう」ではなく、専門家に相談して欲しいと思います。

行動を起こすのは、勇気が必要かもしれません。しかし、様子を見ている中で、時間だけが経ち、状態が悪化したり、さらに学校に行きにくくなったりと、問題が大きくなりがちです。

実際、私のところに相談に来られた保護者の方からは、「もっと早く相談すればよかった」という声も聴きます。一度相談してみて、結果的に取り越し苦労であったなら、それでいいのです。専門家に相談に行くことは、問題を大きくすることではありません。親子で安心しに行くのです。まずは保護者が行動を起こす、それが子どものために一番にできることです。

とにかく、子どものいじめ問題への対応は、子どもに対しても学校に対しても、言い方・接し方がとても重要です。最初の一歩がこじれないよう、橋渡し役として専門家を活用する手があるということを、親御さんには知っていただきたいと思っています。

 

いじめやテロは、遺伝子をも傷つける!?

子供のために知っておきたいエピジェネティクスの話

「母親の食習慣が子供の遺伝子を変えてしまう」――今話題の遺伝子のトピック「エピジェネティクス」が明らかにした驚きの事実。「遺伝学者×医師」シャロン・モアレムが遺伝子の最先端を描いた極上のノンフィクション『遺伝子は、変えられる。』から、いじめと遺伝子の関係、そしてストレスが生まれ来る子供にどんな影響を与えるのか、ご紹介しよう。

いじめのトラウマは遺伝子をも傷つける

 以前(連載第1回)、中学1年生に戻ってみてほしい、と頼んだことを覚えているだろうか。その時点まで遡ると、できるなら思い出したくない嫌な思い出や出来事を思い起こしてしまう人もいるだろう。正確な数字はわからないが、あらゆる子供の少なくとも4分の3は、人生のある時点でいじめを経験するという。ということは、あなたも、大人になるまでに、そうした不運な経験を受け取る側だった確率は高いだろう。そして、すでに親になった人にとっては、わが子のいじめの経験や、学校内外の安全に関する心配は増える一方に違いない。

 ごく最近まで、ぼくらはいじめにまつわる深刻で長期にわたる悪影響を、主に心理学的な面から考えて語ってきた。いじめがとても深い精神的な傷痕を残すことについては、異論を唱える人はいないだろう。一部の子供や青少年が被る計り知れない精神的苦痛は、自分を傷つけることを考えたり、実際にそんな行為に走らせたりすることがある。

 しかし、もし、いじめられた経験が、ぼくらに深刻な心理的負担を負わせること以上の問題をもたらすとしたら? この質問に答えを出すために、イギリスとカナダの教師たちのグループは、「そっくりな双子」、つまり一卵性双生児の複数の双子のペアを5歳から追跡調査することにした。まったく同じDNAを持っていることに加えて、研究に参加した各双子のペアは、その時点まで一度もいじめられたことがなかった。

 スイスの実験でマウスが被った扱いとは違い、今度の研究者たちは、研究対象にトラウマを植えつけることが許されていなかったと聞いたら、読者のみなさんはほっとされるかもしれない。とはいえ研究者たちは、他の子供たちに科学的な汚れ仕事をさせたのだった。

 何年間もじっと待ちつづけたあと、科学者たちは、片方の子だけがいじめにあった双子のペアを訪ねた。そして、そのあいだの双子の人生を調べた結果、次のことが判明したのである。双子が12歳になっていたそのとき、5歳のときにはなかった驚くべきエピジェネティックな変化が生じていたのだ。大きな変化が生じていたのは、いじめにあったほうの子供だけだった。

 単刀直入に言うと、いじめには、青少年に自傷傾向を引き起こす危険があるだけでなく、遺伝子の働き方と遺伝子が人生を形づくるやり方を変えてしまうことに加え、将来の子孫に引き継ぐものまで変えてしまう危険性があるということが、遺伝子的にはっきりと証明されたわけだ。

 この変化を遺伝子のレベルで見るとどうなっていたかというと、平均的に言って、いじめられたほうの子では、次のことが起きていた。SERT(サート)遺伝子(セロトニン・トランスポーターと呼ばれ、神経伝達物質セロトニンニューロンに移動するのを助けるタンパク質をコードする遺伝子)のプロモーター領域で、DNAのメチル化の量が有意に多くなっていたのだ。この変化は、SERT遺伝子から作られるタンパク質の量を減少させると考えられている。つまり、メチル化の量が多くなればなるほど、SERT遺伝子が「オフになる」割合も増えるのだ。

 こうした発見がなぜ重要かと言うと、エピジェネティックな変化は一生残る可能性があると考えられているからだ。言い換えれば、たとえあなた自身がいじめられたことをよく覚えていなくても、あなたの遺伝子はちゃんと覚えているのである。

9・11が刻み込んだ「傷」は、次の世代にも引き継がれるのか?

 それは、悲劇的なほどすがすがしく晴れたニューヨークの火曜日の朝に起きた。2011年9月11日、2600人を超える人々がニューヨークの貿易センタービルの中や周辺で命を落としたのだ。そして襲撃を間近で見た多くのニューヨーカーたちが深刻なトラウマを被り、何か月も、何年も、心的外傷後ストレス症候群(PTSD)に苦しめられることになった。

 レイチェル・イェフダは、ニューヨークにあるマウントサイナイ医科大学心的外傷後ストレス障害研究部門の教授だ。彼女にとって、この悲惨な出来事は、ユニークな科学的研究の機会となった。

 イェフダは、PTSDを抱える人々は、ストレスホルモンであるコルチゾール血中濃度が低いことを前から知っていた。最初にこの現象に気づいたのは、1980年代に退役軍人を調査したときである。そのため、9月11日当日にツインタワーの中または近くにいた妊娠中の女性たちから唾液の検体を集めたとき、彼女には、どこから手をつけるべきかがわかっていた。

 実際、最終的にPTSDを発症した女性たちのコルチゾールのレベルは有意に低かった。そしてそれは、その後生まれてきた赤ちゃんも同じだったのである。とりわけ、テロが起きたときに妊娠第3期(7か月〜9か月)だった女性の赤ちゃんでは顕著だった。

 当時赤ちゃんだった子供たちも、今では大きくなっている。イェフダと同僚たちは、彼らにテロが与えた影響を今でも追跡調査しており、トラウマを抱えた母親から産まれた子供たちは、そうでない子供たちより動揺しやすいという事実をすでに証明している

 これらは何を意味するのだろうか? 動物実験の結果を併せて考えると、たとえセラピーを求めてトラウマを克服し、気持ちを切り替えてずっと時が経ったと思ったあとでも、遺伝子は経験したことを忘れていないと結論づけてよさそうだ。ぼくらの遺伝子は、過去のトラウマを依然として心に刻み込んで維持しつづけるのだ。

 さらに、訊かずにはいられない疑問がある――果たしてぼくらは、いじめだろうが、同時多発テロだろうが、経験したトラウマを遺伝子に刻んで次の世代に引き継いでしまうのだろうか? これまでは、遺伝子コードにつけられたエピジェネティックなマークや注釈は、ちょうど楽譜の余白に書かれたメモのように、ほぼすべてきれいに消され、妊娠前には除かれているものと考えられていた。しかし、メンデル遺伝が過去のものになりつつあるなか、それは事実とは違うということをぼくらは学びつつある。

 もうひとつわかってきたのは、胚の発生時に、エピジェネティックな影響を受けやすい時期があるということだ。こうした重要な時間枠に、栄養不足のような環境的ストレス要因が加わると、特定の遺伝子がオンまたはオフになって、エピゲノムに影響を与えるのだ。そう、ぼくらの遺伝的継承物は、胎児期の極めて重要な時点で刷り込まれるのである。

 こうした時点がいつであるのかは、まだだれも正確には知らない。だから、今や妊娠中の女性たちには、妊娠期間中は食べるものやストレスのレベルに常に気をつけなければならない遺伝子的な動機ができたわけだ。今では、妊娠中の母親の肥満が赤ちゃんに代謝の再プログラミングを引き起こすことにより、赤ちゃんに糖尿病をはじめとする疾患の素地を作り出す危険性があることまで明らかになっている。これは、妊娠中の女性にふたり分食べるという考えを改めさせるべきだという、産科および母体胎児医学界で主流になりつつある動きを裏づける証拠だ。

遺伝子によいインパクトを与える人生を

 とはいえ、遺伝とは何を意味するのかについて、そして自分が遺伝によって受け継いだものにインパクトを与える方法について多くのことを学んできたぼくらは、もはや無力ではない。そうしたインパクトには、よいインパクト(ほうれん草とか)もあれば、悪いインパクト(ストレスもそのひとつ)もある。自分が受け継いだものから完全に自由になれない場合もあるだろうが、学べば学ぶほど、自分の意志で選択することが、自分にも次の世代にも、そしてさらにずっと将来の子孫にも大きな違いを生み出すことになるのがわかるだろう

 

泰葉 「三木助さんの自殺は小朝のいじめ」と元夫・小朝を告発!

泰葉

落語家・林家正蔵林家三平の姉で、歌手の泰葉(56)が24日、ブログで元夫の落語家・春風亭小朝を「告発」。2001年に亡くなった人気落語家・桂三木助さん(享年43)について「自殺は小朝のいじめによるものでした」などと過激な書き込みをした。

 泰葉は07年11月に小朝と離婚。08年9月にはブログで小朝を「金髪豚野郎」などと罵倒(ばとう)するなど暴言を連発し、騒動に。同年10月26日には音楽イベントへの出演をドタキャンした上、マスコミ各社にファクスを送り「小朝と戦う。絶対に許さない」と一方的に宣言。2日後には小朝に数百通の脅迫メールを送っていたことをマスコミあてのファクスで告白し、母・海老名香葉子さんが騒動についての謝罪文を発表する事態に。3日後の10月29日には会見を開き、「(今後は)小朝に一切メールをしない」などと一方的に終結を宣言していた。

 2014年春に「軽度のうつ病」と診断されたことを15年に明かし、「治りました。全快です」とアピール。16年11月に出演したテレビ番組では、躁(そう)と鬱(うつ)を繰り返す「双極性障害」と診断されていたことを公表していた。

 泰葉は23日深夜(24日未明)に更新した「告発」と題したブログで、小朝から「暴行 いじめ 異常性行為」を20年にわたり受けていたとし、「私の双極性障害の原因はこの虐待(※小朝からの虐待)によるものでした」と告発。「私も悪いのです 階段から突き落とされ肋骨にヒビが入る怪我をしたり 生命の危険を感じる暴行を加えられた時に通報する勇気があればよかったのです」と書き込んでいた。

 24日夕には「告発2」のタイトルで更新したブログでは「春風亭小朝に被害を受けたのは私だけではありませんでした」と切り出し、「故四代目桂三木助の自殺は小朝のいじめによるものでした これは落語界の中では周知の事実です」と記述。「命まで奪った小朝は心から三木助に謝罪してほしいと思います そして私も謝ります 三木助 ごめんね 助けてあげられなくて」などと記している。

 

答案用紙に「いじめられている。助けて」と書くのは有効?

いじめ模試

いじめられています。助けてください――模試の答案用紙にこのようなSOSを書くのが有効だというツイートが話題になっています。模試を運営する会社や教育委員会を取材しました。

きっかけは模試の採点を行っているアルバイトのツイート。解答欄にいじめられている旨やSOSが感じられる内容が書かれていた場合は、誤答ではなく、要報告の情報として分類されるというものでした。ツイートは数万件のリツイートがされていましたが、現在は通知過多を理由にツイートが削除されています。

 

いじめ模試いじめを打ち明けられない生徒も少なくはない

 

模試運営会社に聞いた、「いじめSOS」解答の対応は?

 実際にそのような解答が寄せられるケースはあるのか。進研模試を行うベネッセホールディングスを取材したところ、「模試の担当部署に確認をしたが、採点の運用に関する質問については、大変申し訳無いがお答えできない。今回は回答を差し控えたい」とのことでした。またオープン模試などを行う早稲田アカデミーも、「そうした質問にはお答えできない」と無回答でした。なお、駿台からは同様の事例については報告を受けておらず、「回答しかねる」との回答を得ました。

変わる採点、デジタル採点方式

 そもそも模試の採点はどのように行われているのか。関西の大手進学塾は「デジタル採点方式」を採用していると話します。デジタル採点方式とは解答用紙をスキャンした後、設問を短答式、記述式などに分類して採点するというもので、採点時間の短縮化が図れる他、採点者は問題のみを目にするため、生徒の名前や学校名などのプライベートな情報が守られることがメリットだといいます。

 なおこの進学塾ではいじめSOSの解答を見たことがないため、「万が一そのような解答が寄せられた際にどうするのか、特別にマニュアル化などはしていない」とのことでした。

県実施の学力テストにいじめSOSを書いたらどうなるのか

 模試以外に、県や都などが行う学力テストにいじめSOSが書き込まれた場合はどうなるのでしょうか。「児童・生徒の学力向上を図るための調査」を行う東京都教育委員会によると、学力テストの採点は各学校で行われるため、もしそのような書き込みがあれば先生が個別に対応することになるとのことでした。


 今回の取材では、模試の解答にいじめSOSが書き込まれたケースを確認することはできませんでした。もしいじめで悩みを抱えている場合で、周囲に打ち明けづらい場合は県や都のいじめ相談ホットラインなどを活用することも有効な手段の一つです。

 

いじめの悪意の境界線!

突然ですが皆さん、いじめにあったことはありますか。
 ではもう一つ質問です。いじめをしたことはありますか。
 
 2014年9月。仙台市の男子中学生(当時12歳)がいじめを苦に自殺しました。前日の夜、単身赴任中の父親に、涙ながらに電話をかけていたそうです。同級生にからかわれ、先生に言っても直らない、学校に行きたくない。そんな状態になる前に、男子生徒は親を通じて先生に相談していました。SOSのサインはきちんと出していたのです。

 しかし状況は一向に改善されないどころか、同級生からは「チクった」と言われ、さらにからかいを受けました。母親が再び学校に相談したところ、本人は「言わないで。言ったところで直らない」といって怒ったといいます。事件から2年半、今年3月10日、息子がもらえるはずだった卒業証書を受け取った父親は、学校近くの献花台で涙を流しました。

 仙台市有識者による専門委員会による調査を依頼。父親のもとに届いた答申には、「いじめとは捉えていなかった。今でもそう思っている」という担任の見解があったそうです

 この記事を読んで、中学生のころわたしがしてしまったあることを思い出しました。当時わたしにはどうしても苦手なクラスメイトがいました。男の子です。ある日の帰り道、一緒に帰っていた友人にわたしは「○○(クラスメイト)って、ウザくない?」と、何気なく尋ねました。友人は「わたしもそれ、思ってた。ウザいよね」と答えました。よくある小さな悪口でしたが、意識もしないうちに広まり、気付いたらそのクラスメイトは孤立していました。からかいなどがあったわけではありませんが、わたしを含めた多くが彼に明らかにそっけなく当たりました。いまになって考えると、彼にとっては嫌な思い出でしょう。

 京都府教育委員会では、アンケートで「いやな思いをした」と回答したケースすべてを「いじめ」とみなして早期に対応する措置をとっているようです。早期発見、早期対応がいじめによる重大被害を防ぐ鍵だといいます。いじめではなく、人間関係の食い違いのうちに、誰かが間に入って取り持つ必要があります。

 子どもや学校という環境、いじめや自殺といった最悪の結末にかすみがちですが、元をたどれば人間関係のもつれです。わたしの中学生のころのことも、もしかしたら「いじめ」に発展していたかもしれません。そんなことを思うのも「いじめとは捉えていなかった。今でもそう思っている」わたしの立場だからであって、なぜか突然周囲からそっけなく当たられた彼はそれを「いじめ」だと捉えて悩んでいたかもしれません。

 いじめがいじめになる前に。仲直りで済むうちに。他人事だと思っているうちは、間に入ることもできません。一人一人の気づきが、最悪の結末を回避することに繋がります。

 

遺族側が審議会委員2人解任求める!

青森市立中学2年の葛西りまさん(当時13)が昨年8月、いじめを苦にしたメッセージを残して自殺した問題で、遺族側が23日、市いじめ防止対策審議会の委員2人を解任し、審議会が作った報告書原案の一部を削除するか変えるよう求める要望書を市教育委員会と審議会にそれぞれ出した。

 要望書によると、原案には自殺の原因について、本人の素因や家庭環境に起因する「思春期うつ」にあると記載。遺族側は、この部分が特定の委員の独自の「自殺論」に沿ったものとして変更や削除を求め、この委員ら2人を解任するよう訴えている。

 さらに、学校の対応と自殺の因果関係の解明が不足しているとし、いじめ問題に詳しい専門家を審議会の委員に選任し、再調査することを求めている。

 審議会は11日、市教委への答申に先立ち、遺族側に報告書原案の内容を説明していた。