2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
悔やんでも悔やみきれない 12歳の、まだ幼さが残るほんの少年だった。 2学期の始業式を3日後に控えた8月19日未明、母親は少年と言葉を交わした。 「深夜2時ごろかな、誰か廊下を歩いてトイレに行く音が聞こえました。ドアを開けてのぞくと息子がいました」 …
教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さん(69)が、10月8日(2016年)、いじめ被害者がとるべき対策は、「先ずは危険地帯の学校に行かないこと」だと、自身のブログで述べた。また、教育委員会も機能不全に陥っていると語り、「いじめ対策委員会」や弁護士への…
思春期にクラスメートからされたイジメは、学校を卒業すれば解放される...かと思いきや、大人になってからも多きな影響が残ることがあるらしい。しらべぇ取材班は、いじめられた経験がある人に「イジメられたことによって起こったトラウマ」を調査してみた。…
「いじめを定義通りに認知し、膨大な数を報告することに意義があるのか」「小学校低学年では毎日1クラスで10件以上のいじめが発生していると言える」−−。今年3〜6月、文部科学省が全国から抽出調査をしたヒアリングで、現場の教員たちが声を上げた。 2…
先日、「4年前にいじめに遭い、PTSDとなった被害者に学校側が謝罪を行った」というニュースが報じられました。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、いじめを隠蔽していた学校側の態度が変わったのは「奇跡」とした上で、あまりに遅…
学校で我が子がいじめにあっているというサインを、親はどれだけ早く察知することができるだろうか。「学校を変わりたい」と言った時点で、すでに我慢の限界に達していたであろう少年が、自宅で自らの命を絶つという悲劇がイギリスで起こったことを英紙『Met…
子どものいじめ問題は根深い社会問題です。いじめ問題自体は昔から変わらずあったでしょうが、近年、その手段がエスカレートする傾向にあるのが心配です。 そして、いじめのニュースが流れると、「いじめている側の親の顔が見てみたい!」などと思ってしまう…
いじめから子どもたちを救おうと超党派で成立した「いじめ防止対策推進法」。だが、自殺に追い込まれる子どもたちが後を絶たず、法律は見直しのめどとなる施行3年を迎えた。どこに問題があるのか。各地の現場から、見直しに向けた課題を探る。 「LINEで…
◎防止法施行3年・東北(下)公表と公開 仙台市教委は7月、いじめ防止対策の充実を求める要望書を文部科学省に提出した。泉区の中1男子が2014年9月、いじめを苦に自殺した問題での経験や教訓を、いじめ防止対策推進法の見直しに反映させるのが狙いだ…
福島県は30日、私立高3年の男子生徒が1年半にわたっていじめを受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような状態となったと公表した。高校によると、所属した柔道部の同級生3人から言葉や暴力によるいじめを受けたという。 高校から報告を受けた県…
◎防止法施行3年・東北(中)首長と再調査 「ご遺族の気持ちにも配慮して、速やかに再調査について判断したい」 福島県会津地方の県立高女子生徒が2015年9月、校内のトイレで自殺しているのが見つかった問題を巡り、内堀雅雄知事は今年4月4日の記者会…
「一緒に食べよう!」 日本では教室で昼食を取る学校も多いですが、学食(カフェテリア)で食べる生徒が多いアメリカ。そんな学食文化では、学生にとってランチ仲間の有無は頭を悩ませる問題です。そんな中、クラスメイト達のいじめから孤独なランチを余儀な…
劇場版アニメ『聲の形』が好評上映中だ。聴覚障害者の少女と、少女をイジメていたが、ある日をきっかけにイジメられる側になった少年との、恋と青春と成長の物語である。 さまざまな要素が詰め込まれた映画であるが、主軸にある「いじめ」は、この作品を語る…
「いじめ防止対策推進法」が施行された2013年9月以降、いじめと自殺の関係が問われた12件のうち少なくとも9件で、第三者委員会が、同法で求められている学校での情報共有が不十分だったと認定していたことがわかった。同法は28日で施行から3年が…
失われる命を救うためにやるべきこと 失われる命を、「ネット」で救えることがある この連載の記事一覧はこちら いじめで失われる命を、「ネット」で救えることがあります。このことをひとりでも多くの方に知ってもらうため、今回はネットといじめについて書…
深刻なママ友いじめの現実 子供を育てている母親の5人に1人は「ママ友同士の会話やお付き合い」に、ストレスを感じたり、トラブルに悩まされているといわれていて、特に深刻とされているのが「ママ友のいじめ」です。 今も昔も根強い問題である「いじめ」…
新学期が始まって1ヶ月が経とうとしていますが、お子さんの様子に変わりはありませんか? 親であれば誰しもわが子が「いじめ」に巻き込まれないか心配なものです。今回のメルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』は、子どもに「いじめられてもその…
予想を大幅に超える『君の名は。』の国内でのムーヴメントに続き、映画『聲の形』もまた、比較的小規模の公開館数で大健闘を見せている。山田尚子監督の劇場用作品としては、『映画けいおん!』を思い出させる大ヒットだ。しかし、そのヒットの内容には決定的…
我が子がいじめられているとわかったとき、親としてどう動くのが最適解なのでしょうか。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、絶対に学校側にさせてはいけない対応と、「正しいいじめ対処の手順」が詳述されています。 いじめは正しい…
本当にあったLINEいじめの事例 いまの時代、一家に1人ずつ所持していることが多いスマートフォンには様々な便利アプリがあり、その中でもほとんどの人が使っているといっても過言ではないアプリといえば「LINE(ライン)」ですよね。 無料で「メッセージの…
学力階層別に高校でのネットいじめ発生率をみると、偏差値40以下の最下位層校が最多だった。通信手段といじめの内容は、ツイッターやLINEでの中傷が、どの階層でも高かった――。これは、日本教育社会学会の第68回大会(9月17、18日開催)で、原清治佛教大学教…
半年間の活動小休止を終えて4月から活動を再開した森山直太朗が、トークバラエティ番組『波瀾爆笑』に出演した。彼が2008年に発表した『生きてることが辛いなら』は当時「自殺を助長するのでは?」と世論を騒がせたが、その時に励ましてくれたのがさだまさし…
夏休みが終わり、多くの学校で新学期が始まる9月1日は子供の自殺が特に多い日と言われています。子供の自殺が増える要因の一つとして「ネットいじめ」がありますが、ネットいじめは連休に関係なく日常的に行われています。それにも関わらず、なぜ夏休みのよ…
キラキラネーム「碧空」「星凛」が人気、もし後悔した親はすぐに改名できる? スマートフォン向けアプリ「赤ちゃん名づけ」を提供するリクルーティングサービスが、2016年上半期のキラキラネームランキングを発表した。1位は「碧空(みらん、あとむなど)」…
9月17日、アニメ映画『聲の形』が封切られた。2年前に「週刊少年マガジン」にて、同名原作マンガ(著:大今良時)の最終話が掲載されると同時に映画化が発表。かねてよりこの日を待ち続けたファンも多いことだろう。 水門小学校に転校してきたヒロインの西宮…
青森市立中2年の女子生徒(13)がいじめ被害を訴える遺書を残して死亡した問題を受けて市内の公立小中学校が行った緊急調査について、市教育委員会は16日、いじめの認知件数が894件になったとする結果を明らかにした。このうち651件は既に解消さ…
学校で繰り広げられるいじめは、なにも生徒同士のものだけではない。生徒による教師いじめも存在するのである。 しらべぇ編集部では、中学時代にひどい教師いじめを目撃したという人たちに取材。その恐ろしい実態が明らかになった。 ①給食の牛乳を1週間常温…
学齢期の子どもや親が直面する最も厄介で心を痛める問題の一つがいじめだ。早ければ小学1年生に始まり、中学校でピークに達する。 いじめは多種多様な要素がからむ複雑な問題で、すべてに当てはまる万能の解決策はないとされる。教育者や心理学者が勧めるの…
日本の教育現場で、折にふれて問題となる「いじめ」。悪質なケースでは、被害を受けた子供の自殺にもつながり、大きく報じられる。 しかし、しばらくの期間を乗り切れたとしても、同級生からいわれなく向けられる悪意や敵意は、その後の人格形成に大きな影響…
熱があるわけでもないのに「頭が痛い」「お腹が痛い」と連日お子さんが学校に行くのを渋ったら、あなたはどうしますか? 原因不明の登校拒否は、“いじめ”のサインかもしれません。 実は、2学期はクラスでの力関係やグループが明確になることもあって、いじめ…