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⑤「スクールカースト」の罠 AO入試が…

AO入試スクールカーストを加速させる

2020年からの入試改革では、東京大学京都大学を含めて、すべての大学がAO入試(出願者の人物像を大学が求める学生像と照らし合わせて合否を決める入試方法)化する方向性が打ち出されている。

 学校の調査書も重視されるうえに、面接〈集団面接も含む〉も原則としてすべての一流大学の入試に導入される。

 当然、スクールカーストの階層の高い生徒のほうが、この入試では有利である。

 私の知る限り、今の東大であれば、スクールカーストの階層が低いが、オタク的に勉強して、入学してくる学生は少なくない。むしろカーストになじまないから勉強する(私もその部類だった気がする)子供も珍しくないだろう。

 東大がカースト上位の人間の集まりになれば、確かに議論に強かったり、自己主張がきちんとできたりするという点で国際競争力が増すというメリットはあるかもしれない。

 しかし、逆に、自分たちは権利や能力があると思い、下の人間は下でいいという鼻持ちならない人間(東大生は世間ではそう思われているが、学生運動が盛んだったり、民青に入る人も多かったりなど、弱者の味方も実は少なくない)の集まりになれば、本当に日本は階層社会(それが動かないからカースト制なのだ)になりかねない。