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いじめ事件 ・イジメ ニュースを発信中!スマホいじめが増加!子供達をいじめから守ろう!

子供にスマホ増加でいじめや犯罪被害が増加!! 

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 今や小学生もスマートフォンを使うのが当たり前の時代。便利な半面、いじめや犯罪被害などインターネット関連のトラブルに巻き込まれる事例が増えている。関連企業は子供向けの講座を開いたり、ネットの正しい使い方を学べるゲームを開発したり、対策に力を入れている。

 ◆講座やゲーム提供

 「ネット上には、家の玄関の前に張り出してもいいことしか書いてはいけません」

 10月半ば、東京都豊島区の駒込小学校。6年生の児童約30人を前に、ソーシャルゲーム運営大手グリーの小木曽健さんは、ネット上に個人情報を安易に書き込むと筒抜けになる危険性について説明した。池田昌弘教諭は「ネットが子供にとって身近なものになっているので依頼した。子供たちはすごく集中して聞いていた」と驚く。

 有害サイトなどの閲覧を制限するフィルタリングサービスを提供しているデジタルアーツ(東京)は6月、小学生の子供を持つ保護者206人を対象にアンケートを実施。子供がスマホを使用する家庭は40.8%と、3年前の14.6%から大幅に伸びた。

 小木曽さんは全国の学校などからの依頼で年間約300回、講座を開く。地方では、広域から児童が通うため、放課後の連絡手段としてLINE(ライン)など無料通信アプリが欠かせない状況で「スマホトラブルは都市部だけでなく、全国共通の問題」と強調する。

 警察庁によると、今年上期に出会い系以外の交流サイトで淫行などの犯罪被害に遭った18歳未満の子供は、昨年同期よりも14.0%多い796人に上った。

 交流サイトでのいじめや、個人情報の漏洩(ろうえい)も問題だ。小木曽さんによると、年間5、6人は深刻な状況に陥った子供に遭遇する。友人に暴力を振るう様子が別の友人に投稿されたことをきっかけに、名前、住所、両親の勤務先も投稿され、転校に追い込まれたケースもあるという。

グリーはネットでの振る舞い方は日常生活と変わらないことなどを訴える「情報モラル教育」用の教材を配布。さらに9月には、より実効性の高い対策として、スマホやネットの安全な使い方を楽しみながら学べるゲームアプリ「魂の交渉屋とボクの物語」の無料提供を始めた。

 ◆親の過信も背景

 デジタルアーツの工藤陽介さんは「小学生の親は自身もスマホを利用してきた人が多い。『自分が大丈夫だったから子供も大丈夫』という過信があるように感じる」と話す。

 同社の調査によると、フィルタリングを利用する小学生は約40%と、50%を超える中高生に比べ低い。フィルタリングは親か本人がIDなどを打ち込んで設定する手間がかかることが大きな要因だが、工藤さんは「親が意識していないことも背景の一つ」と指摘する。

 スマホなどIT機器に幼いころから触らせることは危険だとの意見もある。しかし、授業でタブレット端末を利用している聖愛幼稚園(東京都福生市)の野口哲也園長は「これまではできなかった遊び方や学び方を通じて創造力を育める利点もある。保護者が危険性を認識した上で一緒に使っていくべきだ」と話す。

 

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