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藤原竜也、いじめ経験を回想

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NHKドラマ『海底の君へ』の試写会が1日に都内で行われ、キャストの藤原竜也成海璃子が出席。藤原は、いじめに遭った思春期から一つの思いを抱え続けて生きる主人公・茂雄を演じ、「居心地がよかった。僕に合ってると思いました」と語り、その理由を明かした。

いじめに遭って以来「ずっと冷たい海の底にいた」という思いを持ち続ける茂雄。彼が同窓会爆破という過激な行動に出ようと思いつめたのはなぜか。“暴挙”に至った動機を解き明かしていくなかで、何の落ち度もない人間に対する過去の“いじめ”が、人生そのものを大きく狂わせてしまったという事実が次第に明らかになる…。藤原は台本を読んだ第一印象として、「描かれていることをそのまましゃべっていけば成立するような脚本。そう何度も出会えないような台本だなと思いました」と絶賛する。

 印象に残ったシーンに話題が及び、成海が「藤原さんと海に飛び込むという“大イベント”があって、なかなかないことなので楽しかったです」と答えると、「ちなみに、海のシーンはですね…」と急に立ち上がった藤原。身振り手振りも交え「すっごい寒い中で本番一発勝負で…」「なんの躊躇もなく真っ先に海に飛び込んだ璃子ちゃんを見て、女優さんってすごいなと…」「飛び込んだあと、璃子ちゃんが海の中で“茂ちゃん、茂ちゃん”って押すんですよ!」と語り続ける藤原を見て大笑いする成海だった。

 また、藤原は「いじめた経験もいじめられた経験もあって、いろんなことを考えながら演ってたんですけど…」と自身の過去を振り返り、「中学生時代、いじめで海に投げ込まれて、十数年、一度も浮かび上がれず息もしない(ような気持ち)で生きてきた気持ち、一つの思いを抱えて暗闇のどん底にいた気持ちというのは、居心地がよかったですね。僕に合ってると思いました」と告白。

 そう感じた理由を問われると、「台本で、冒頭の(同窓会で同級生たちを前に)“僕と一緒に死んでください”というセリフを見ながら、“こういう役が多いな、俺”思っていました。一つの思いをずっと抱えて、這いつくばって、目的を達成するという役柄が好きなのかもしれない」と笑った。

 特集ドラマ『海底の君へ』は、NHK総合にて2月20日19時30分より放送。