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ネットいじめ親ができる対処法とは

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最近では小学生からスマホや携帯電話を持つ時代。いつどこでも親や友達と連絡が取れる便利な道具ではありますが、それが今ではいじめの対象物となっていることを知っていますか?メールによるいじめ、SNS上でのいじめなどネットのいじめは多種多様化しています。今回はネットいじめの特徴、対処法も詳しくご説明します。

増え続ける「ネットいじめ」とは

ネットいじめとは、携帯電話やスマホを通じて特定の子供の悪口や誹謗中傷、嫌がらせのメールを送るなどインターネットを通じて行われるいじめのことを指します。

これまでのいじめとネットいじめの違いは、24時間365日続き逃げ場が無くなってしまうことです。

また、加害者もいじめをしているという罪の意識が低いこともネットいじめの特徴です。

ネットいじめの問題点

ネットいじめの問題点は、目に見えないということ。

遊び感覚で手軽さにできてしまうネットいじめは、気づかないうちに集団化しエスカレートしていくこともあります。

逃げ場のないネットいじめは、誰に書き込まれているかわからないという恐怖心から他人に対して不信感を抱くようになってしまいます。

登校拒否や最悪の場合、自殺にまで追い込まれてしまうこともあります。

ネットいじめの種類とは

ネットいじめには、いくつか種類があります。

①メールによるいじめ

いじめ

メールによるいじめは、特定の子供の悪口や誹謗中傷を書いたメールを送るといったことが挙げられます。

例えば、インターネットから複数の無料メールアドレスを取得して誹謗中傷を書いたメールを大量に送るといったなりすましによるケース。

これらは送信元が不明ということもあり、メールを受け取った子供は人間不信に陥るケースにまで発展することもあります。

また、複数の人に対して送信を促すメール(チェーンメール)にて、特定の子供の悪口が多くの人へと渡る事例も多く挙げられます。

SNSによるいじめ

メール

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)でのいじめも、ネットいじめで多く挙げられる事例です。

SNSでは、知り合いのみならず不特定多数の人の意見を聞いたりすることもでき、見ず知らずの人からの誹謗中傷を受けるケースもあります。

最近では、インターネットを通じてゲームをする子供も増えてきています。そういったゲーム上でのチャットや掲示板での誹謗中傷も多く見られます。

インターネットの使い方や新しいサービスの出現により、いじめも多様化していることがネットいじめの現状でもあります。

③ウェブサイトの掲示板でのいじめ

メール

掲示板やブログなどで、特定の子供に対する悪口や誹謗中傷を書き込みからいじめに繋がることもあります。

ブログでは写真を載せたりもできるため、容姿についての誹謗中傷からクラス内で無視をされるなど、ネットいじめから始まり学校内でもいじめを受けるといった二重のいじめを受けてしまったケースもあります。

子供のSOS、どこで判断するべきか

悩み

ネットいじめを受けている場合、親がいち早く気づいてあげることが大切です。

続いて、子供がいじめを受けているか判断するSOSサインの具体例をご紹介します。

着信音に過敏に反応する

メールでのいじめを受けている場合、メールが届いたと同時に鳴る着信音に過敏に反応することがあります。

明らかに今までと反応が違うまたは怯えている場合には、メールによるいじめを受けていることがあります。

人と接したがらない

不特定多数の人が閲覧でき、書き込むことができるネットで誹謗中傷を受けてしまうと、ネット世界だけでなく現実世界でも人を信用できなくなる傾向にあります。

学校に行きたがらない、外出を拒むといった場合には、ネットいじめもしくは何かしらの原因があると考えられます。

SNSなどを頻繁にチェックしている

SNSや掲示板を頻繁にチェックしていることも、他人の反応が気になるという現れから起こる行動です。

親の前で画面を隠すような行動が見られる場合には、ネットいじめのみならず犯罪につながる恐れもあります。しっかりと親が確認するようにしましょう。

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ネットいじめを受けている場合、親がするべきこととは

悩み

ネットいじめを受けているかも・・と気づいた時、親である私たちが子供にしてあげられることがあります。

続いて、親がしてあげられることをまとめてみました。

1.書き込み内容を確認!

チャット

掲示板やSNSによるネットいじめが発覚した場合、まずは書き込みの確認をすることが大切です。

誹謗中傷とみられる書き込みをデジカメ、または親のスマホカメラで撮影するなどし、しっかりと記録しておきましょう!

証拠の保存が出来たら、掲示板のプロバイダへ書き込みの削除依頼をします。

掲示板の管理者や連絡先が不明な場合には、内容証明郵便で削除依頼や法務局に連絡をする手段があります。早急に削除を望む場合には、警察に相談するようにしましょう。

2.相談窓口があることを知っておく!

電話

ネットによるいじめが発展してしまう前に、日頃から親は子供の話をよく聞いてあげることが何よりも大切!

しかし思春期の子供は、悩みを親には話したがらない、またはいじめられていることを話すのが恥ずかしいということもあるかと思います。

そんな時、24時間いつでも相談できる無料の電話窓口(0120-0-78310)があることを知っていますか?もしもいじめの被害者になってしまった時、頼れる場所があるということを予め伝えておくことも対策の一つです。

3.メールアドレスの変更を行う

メールによる嫌がらせを受けている場合、メールアドレスの変更を行ってください。

もしも電話番号が流失しているという場合には、各携帯会社に行き早急に番号を変えるなど、今ある状況や環境を変えてあげることが大切です。

SNSや掲示板での誹謗中傷の場合には、SNSを退会するなどの対策を手助けしてあげることも親である私たちが出来ることの一つです。

4.スマホの使用は親の目の届く範囲で!

スマホ

子供のスマホ使用は家族が集まるリビングで行うなどのルールを決めるなど、親の目の届くところで行うこともネットいじめから子供を守る対策の一つです。

使用時間が長くなればなるほど依存率も高くなり、SNSなどのチェック回数も自然と増えてしまいます。

親がしっかりと管理できる体制に持っていくことも、子供をネットいじめから守る対策です。

5.たまにはデジタルデトックスを行う!

自然

デジタルデトックスという言葉を耳にしたことはありますか?

これは電化製品を毒出しするという意味で、たまにスマホやPCから離れる生活を取り入れるということです。

たまにはPCやスマホの電源をOFFにし、親子での楽しい時間を過ごすことでリフレッシュする対策です。お互いがストレスなく開放的な気分になれば、子供との会話も自然と増えていきます。

子供のSOSにいち早く気づいてあげることが大切!

抱き合う 親子

スマホの普及そしてスマホを持つ年齢が早まっていることから、ネットいじめは身近な存在になっています。

子供をネットいじめから守ってあげられるのは、他人でもなく私たち親です。いじめを受けている子供は自分から話を切り出せないことが多いですが、少なからずSOSを発信しています。そのSOSにいち早く気づいてあげ、早めに対策を採ってあげることが最善です。