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いじめ原因でPTSDに

大阪市立小6年の男児(12)がいじめを受けて心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したと訴えた問題があり、市の第三者委員会が、PTSDはいじめが原因だった可能性が高いとする報告書をまとめたことが分かった。男児側の代理人弁護士が21日に記者会見して明らかにした。一方で男児側は「被害者の特性を不当に強調するなど看過できない内容がある」として近く第三者委に意見書を提出する。

 

 弁護士が公表した11月10日付の報告書などによると、男児は2年の時、複数の同級生から羽交い締めにされるなどの暴力を受けていたと認定。その後に診断されたPTSDの原因となった可能性が「極めて高い」とした。男児は登校できなくなり、現在も完全復帰はしていない。学校側は今年9月、男児側に謝罪した。

 

 報告書は、男児が入学間もない頃から学級集団のペースと異なり配慮や対応が適切でなかったことを挙げて「いじめを生んだ要因の一つであることは否定できない」と記した。弁護士は「発達上の問題がある可能性を強くにおわせ、いじめを誘発したかのような印象を与えている」と批判した。