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広島県の市立小学校・中学校・高校で、いじめ把握が最多!

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広島市立の小中学、高校が2014年度に把握したいじめの件数は679件で、

過去最多となったことが、30日市教育委員会のまとめでわかった。

岩手県の中2男子自殺を受けた文部科学省の通知で、友人間のからかいなども対象にした結果、前年度の262件から2.6倍に増えたという。

 

いじめ調査は1985年頃から実施されており、当初は周囲がいじめの有無を判断していましたが、2006年からは本人の受け止め方により判断する新調査に変わりました。
 2012年度の認知件数は、小学校で270件、中学校で291件、高校で13件となり、昨年度の217件より約2.6倍も増加。学年別では、小学4年(67件)から増え始め、最多は中学1年(133件)、次いで中学2年(112件)となっています。
 発見のきっかけは順に、保護者の訴え(143件)、本人の訴え(121件)、学級担任が発見(99件)でした。いじめが発覚した時点での被害児童生徒の状況として、学級担任や家族に相談しているケースは計582件(複数回答)と多かったものの、誰にも相談せずに悩んでいた場合も48件あったとのこと。
 いじめの内容(複数回答)は、冷やかしやからかい、悪口が409件と最も多く、2番目に多かったのが遊ぶふりをしてたたかれたり蹴られたりする行為で162件と、この2つが大半を占めました。金品を盗まれたり(42件)、嫌なことや恥ずかしいこと、危険な行為を強要される(54件)など、犯罪行為になりかねないものもあったそうです。パソコンや携帯電話による中傷は26件でした。
 また、警察の補導が小学校で1件、保護観察が中学校で1件、児童相談所への通告が中学校で3件、家裁送致(審判不開始・不処分)が中学校で1件など、関係機関と連携したケースもあり、いずれも暴行や傷害を伴ういじめだったとみられているとのこと。
 認知されたいじめのうち解消されたものは全体の75%に当たる431件でしたが、いじめられた児童・生徒が転校したり、退学したケースも14件ありました。
 市教委生徒指導課の開英治課長は「今後も保護者や関係機関と連携し、教員も児童生徒を細やかに観察することで早期発見していじめの防止に努めたい」とコメントしていたそうです。