「STOPit」匿名でいじめを通報できるアプリ
千葉県柏市では、今年5月から中学生を対象にいじめを匿名で通報できるアプリ「STOPit」の導入を始めた。
このアプリは、2014年にアメリカで開発され、アメリカの約6000校、約277万人が利用している。ユーザーは匿名で様々な出来事を簡単に報告・相談することができ、証拠となる画像や動画も添付可能。
柏市教育委員会が、生徒からの通報を受信するが、連絡をしてきた生徒の学校名と学年だけが伝わり、相談ができるという。
古市憲寿:
この「STOPit」でいじめとかも起こりそうですね。わざと暴力をふるって、仕返しをされたときの写真を撮っておいて、「この子がいじめてます」みたいに通報するとか。
P.K.サンジュン(ロケットニュース24):
このアプリを導入しているだけで、「おめぇ入れてんじゃねーよ」みたいなことってありそうじゃないですか。
いじめは警察に介入してもらうが最近の潮流
古市:
いじめの最近の潮流としては、警察に介入してもらう。だから、いじめっていう言葉が本当は良くなくて。誰かを殴ったら、それは暴行で、刑事罰に問えることなんです。
日本って学校の中だと、いじめとか体罰っていって、法律が適用されないような言葉になっちゃうんだけど、それは実際、暴行事件や傷害事件だから、罪に問われることなんですね。
だから、どんどんいろんなことを警察に任せればいいんじゃないかとは思いますけどね。
無理して学校に行く意味ってあるの?
古市:
いじめを苦に自分で命を落としてしまう子どももいますけど、8月31日が一番多いんでしょ。
サンジュン:
8月31日と9月1日ですね。
GO羽鳥(ロケットニュース24):
学校に行きたくないから?
鈴木理香子アナウンサー:
学校が始まるから、行きたくなくって…。古市さん、アドバイスとかありますか?
古市:
学校とか行かなければいいでしょっていう。今の一般的なアドバイスはこれですよ。9月1日に死ぬぐらいだったら、行かないでもいいでしょって。
高校の卒業認定試験を受ければ大学は行けるし、大学に行ったら、いじめるようなバカはそもそもあんまりいないし。
だから、「無理して学校に行く意味があるの?」っていうのは一般的なアドバイスじゃないですかね。
サンジュン:
昔みたいに、「強く立ち向かえ」とか一概に言えないですよね、今は。
昔は強く立ち向かって逃げちゃ駄目だって言えばよかったけれど、最近は逃げることも正解というか、逃げたっていいんだから、「強く立ち向かえ」とはなかなか言えないけれど。
とにかく自殺は駄目だぞー、子どもたちー。好きなものを作れ!あとは、君が知っている世界が全てじゃない!っていうことを言いたいね。
いっぱいある、楽しいことは。だから死んじゃ駄目だ。
鈴木:
私の弟はひきこもりになって、(学校に)行かなかったんですよ。でもその後、自分で大学に行ったりして、留学してっていう新しい道を見つけているので、そういうパターンもあるのかなって思います。