「こんなに大きいのにいじめられていたなんて」と思わず抱きしめてあげたい…
こんにちわ!今日子です(^^)
すっかりご無沙汰してしまいましたが、季節はすっかり秋ですね。
今日は、諏訪魔さんです。
諏訪魔さんとは、7年ぐらい前に知り合ったのですが、最初は、怖い人なのかな。。。と思っていました。
喜怒哀楽が激しいので、誤解されてしまうところも多々あるようですが、実はとても、純粋で優しい人です。
ぶっきら棒なのは、人見知りで照れ屋さんだからなのかも知れません。
知人が「諏訪魔暴走TV」に出演した時。私も、見学しに藤沢まで行きました。
駅まで迎えに来てくれて、スタジオまで歩いて行く途中で、急に諏訪魔さんが「俺、実はいじめられっ子だったんだよね」と衝撃の告白をしました。
えぇッ!? 諏訪魔さんが? (@_@)
何と答えて良いのかわからずにいたのですが、レトロな定食屋さんの前にさしかかった時、「ここの店、おばあちゃんが一人でやってるような小さな店なんだけど、いじめられた学校の帰りによく寄って、玉子丼とか食べて行ったんだ」と話し始めました。
泣き顔のまま、家に帰れば、親が心配する。
だから、この店でひと息ついて元気を取り戻してから帰っていたのだというのです。
「ここがあって救われたよ。でも、今でもこの店の前を通る度に、辛かった事を思い出すよ・・・」と、悲しい目をした諏訪魔さんを見て「こんなに大きいのにいじめられていたなんて」と思わず「抱きしめてあげたい」と思いました。
それと前後して、マスコミのインタビューでもいじめられっ子だった事を告白し、「世の中から、いじめがなくなる事はない。きれいごと言うな。結局、逃げちゃダメなんだよ。俺を見て、人間はこんなに変われるという事を知ってほしい」と熱く語っていました。
最近では、いじめ問題にコメントする事はあまりないようですが、でも、ニュース等でいじめの話が出る度に、諏訪魔さんを思い出します。
放送後の打ち上げの席で「遠くまで来てくれたから」と、出演者だけではなく私にまで「これおいしいんだよ」と、自分の好きなコーヒーをプレゼントしてくれました。細かい心遣いができる人なんです。
それは、いじめられた過去があるから、人に優しくできるのだと思います。
昨年のお正月に、アキレス腱断裂の怪我をしてしまった諏訪魔さん。
全日本の昼興行と、大日本の夜興行の間の時間に、当時、金髪だった野村直矢さんも交えて、みんなでお食事をしたのですが、足が痛いのに、来てくれました。
※金髪だった頃の野村直矢さん
その時は、ご本人も周りもそこまでひどいとは思っていなかったのですが、結局、長期欠場、3冠ベルト返上になってしまうほどの大怪我でした。
あの時、歩かせてしまったから悪化したのかも・・・と、食事会に来たメンバー全員、申し訳ない気持ちになっていたのです。
先般、開催された王道トーナメントに優勝し2連覇。
10・9後楽園では、3冠に挑戦です。
宮原さんも、若くて今風な感じで良いですが「旗揚げ記念シリーズ」なのですから、私は、生え抜きの諏訪魔さんに返り咲いてもらいたいと思っています。
いじめも吹き飛ばし、怪我も克服した姿を見せて下さい。
東銀座で飲んだ時、お店にいた他のお客さんに「あの人、プロレスラー?」と聞かれ「全日本プロレスの諏訪魔さんです」と言ったら、銀座の老舗の和菓子屋さんまで飛んで行って「すあま」を買って来てくれたんです。
「すあま」ではなく「すわま」なんだけど・・・と思いつつも、せっかくの好意なので、ありがたくいただいた事もあります。
「馬場さんの後継者でしょ? 頑張ってほしいよね」とも、その方は言っていました。
馬場さんの後継者とは、またちょっと違うかなと思ったのですが、でも、世間の人から見たら
①パッと見でプロレスラーとわかる風貌、体格
②馬場さんの後継者=全日本プロレスの看板を背負っている
という風に思う、という事なんでしょうね。これはすごい武器だと思います。
また、暴走するだけではなく、きちんとした基礎があります。
フロントスープレックス(ベリー・トゥ・ベリー)は本当にきれいです。
ロープのリバウンドを利用してしか投げられないアマレス出身者もいますが、諏訪魔さんは、その場で、きれに反って投げます。
投げ技がきれいなのは、見ていて気持ちが良いですよね。
大型の選手が多く、迫力ある試合は全日本ならでは。
最強タッグでは、大巨人・石川修司さんと組んで出陣するとか。
これまた、楽しみですね!
前年度覇者の、征矢学さん&大森隆男さんの「GET WILD」、ゼウスさん&ボディガーさんの「ビッグガンズ」との対戦も今から楽しみです。
何はもとあれ、諏訪魔さんには全日本のど真ん中を突っ走って・・・いや、暴走して行ってほしいです。
※恐る恐る、抱きしめてみました(^_^;)