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受賞取り消し一転最高賞!写真コンテンスト

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津軽民謡(つがるみんよう)に合わせて踊(おど)るのは、青森市立中2年の葛西(かさい)りまさんだ。8月15日、青森県黒石(くろいし)市の夏祭り「黒石よされ」でアマチュア写真家に撮影(さつえい)された。被写体(ひしゃたい)となった彼女(かのじょ)は10日後、学校での複数生徒からのいじめ被害(ひがい)を訴(うった)える書(か)き込(こ)みをスマートフォンのメモに残して自殺した。13歳(さい)だった。

 「笑顔(えがお)の娘(むすめ)が写っている。写真を公表することで、いじめられている子に力を与

(あた)えたり、勇気付けられたりできれば。こんな笑顔の子も、いじめで命を失うという残酷(ざんこく)さも伝わってほしい」。父の剛さん(38)は、りまさんの名前を明らかにした上で話した。

 

 りまさんが写った写真は、遺族と撮影者の了承(りょうしょう)を得て、夏祭りの写真コンテストで最高賞の市長賞に内定していた。ところが、高樋憲(たかひけん)・黒石市長は「亡(な)くなった方がメインの写真を表彰(ひょうしょう)、展示するのは、祭りを盛り上げるというコンテストの趣旨(しゅし)になじまない」と再考を促(うなが)したため、内定が取り消された経緯(けいい)がある。

 遺族による写真公開や、黒石市などの対応が報道されたことで「取り消しはいじめを黙認(もくにん)することになる」などと批判する電話やメールが市役所などに殺到(さっとう)。19日、改めて市長賞が贈(おく)られることに決まった。