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小5男児にいじめ

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名前に「菌」、不登校

静岡市教委は十日、市立千代田小学校(葵区)に通う男児(11)が、名前に「菌」と付けて呼ばれるなどのいじめを受け、昨年十二月から登校できなくなっていたことを明らかにした。「重大事態」と捉え、いじめ防止対策推進法に基づき設置した第三者調査委員会で調査を進める。同委員会による調査は今回が初めて。

 市教委によると、男児の保護者が昨年十一月末に「いじめがある」と学校に連絡。学校側が調査し、同級生が行為を認めたため、いじめと判断した。十二月二十日には保護者会を開いて経緯を説明した。男児は十二月から学校を休むようになり、今年一月から、ほとんど登校できていない。男児の保護者は二月中旬、「他にもいじめがあったのではないか」として、市教委に第三者委での調査を要望した。

 市教委の池谷真樹教育長は十日、市役所での会見で「最善のことをやったつもりだが、把握しきれず申し訳なかった」と謝罪した。

 市教委によると、男児は五年生だった昨年十、十一月ごろ、複数の同級生から休み時間に名前に「菌」と付けて呼ばれていた。菌をなすり付けるような動作もあった。

 当時担任の五十代女性教諭は、男児と同級生らが一緒にいる場面を目撃していたが「菌との言葉は使われておらず、いじめだとは思わなかった」と話している。男児が「いじめ」についてつづった便箋には「クラスのほとんどの友だちから菌と呼ばれ苦しかった」と書かれていた。市教委は自殺をほのめかす文言などはなかったとしている。

 第三者委は大学教授や弁護士らがメンバー。今後、具体的な調査内容を固めた上で、関係者への聞き取りなどで実態解明を進める。