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英語スピーチが発端の学校対応不適切で、いじめにより生徒不登校

沖縄尚学高校・同付属中学校は22日、2017年の夏休み明けから10月初旬にかけて、当時中学1年の男子生徒6人が同級生をからかったり、紙くずを投げたりするなどのいじめ行為があり、被害生徒が転校していたことを明らかにした。被害生徒は不登校になり、適応障害を発症した。同校が調査を依頼した第三者委員会は、不登校の原因をいじめと認定し、適応障害もいじめに起因する可能性があるとした。学校の初動の遅れも指摘した。

 同校はこの日、第三者委の報告書をホームページに掲載した。報告書によると、いじめの大きな要因となった出来事は、英語の授業であったスピーチの練習だった。被害生徒の発表の様子に、加害生徒をはじめ同級生の多くが笑った。その後、被害生徒のまねをする生徒が現れ、からかうようになった。

 17年10月、学級担任は被害生徒の親からのメールでいじめを把握した。被害生徒が「大丈夫です」などと話したため、学年主任に相談して様子をみることになったが、その後もいじめは続いた。被害生徒側の訴えで学校が調査し、加害生徒6人が事実を認めた。同月、学校が謝罪の場を設けた。被害生徒はいじめの発生以降、次第に不登校気味になり、12月に適応障害と診断され、18年7月に転校した。

 その後、不登校や体調不良はいじめの影響によるものとして、被害生徒側は学校に第三者委の設置と調査を求めた。第三者委は不登校適応障害発症について、いじめとの因果関係を認定した。名城政一郎校長は「対応自体が不適切になってしまったことを心からおわび申し上げる。より良い教育環境を提供できるよう、体制の構築に万全を期したい」と謝罪した。