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仙台市いじめ改ざんの講師、不適切指導53件

児童のいじめ実態把握調査の回答を改ざんしたとして、昨年12月に懲戒免職となった仙台市七北田小(泉区)の男性講師による体罰や不適切な指導が、2018~20年度に勤務した七北田小を含む市内4校で計53件確認されたことが19日、市教委の調査で分かった。
 講師が担任した4校の児童134人と保護者にアンケートを配布。自分が体罰や不適切指導を受けたり、友達が受けているのを見聞きしたりしたかを尋ね、102人(76・1%)から回答を得た。
 体罰や不適切指導が「ある」は最多が18年度勤務校の21件。次いで19年度の13件、20年度前任校の10件、七北田小の9件となった。市教委は七北田小以外の3校を明らかにしていない。内訳は「自分が受けた」が4校で計27件あり、「見聞きした」は計45件だった。
 七北田小では「『お前はバカか』と言われた」「肩にパンチされた」「服を引っ張って廊下に放り出された」「突き飛ばされて転んだところへ指を鳴らしながら『次やったらどうなるかわかってるよな』と言われた」などの訴えがあった。
 他の3校でも「腕や服を引っ張られた」「胸ぐらをつかまれた」「暴力的な発言があった」「トイレに行かせてもらえなかった」などの回答が寄せられた。
 講師の言動を訴えた際の4校の対応に関しても「子どもが悪ければ、教員は手を上げてもよいと受け取れる話があった」「話を聞いてくれたが、何もしなかった」など不信感を募らせたという意見があった。
 市教委は4校の対象児童と保護者との面談を実施している。七北田小は20日に保護者説明会を開催し、再発防止策などを説明する。