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将来、先生になりたい! いじめを受けている14歳少年の夢

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RYUCHELL(りゅうちぇる)さんが、2月21日放送のTOKYO FMSCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭と共に、この日のテーマ「自分の色を出せない君へ」で書き込みを寄せたリスナーに直接電話をかけてエールを送りました。その中から、『学校の先生になりたい』という14歳の男子リスナーとのやり取りを紹介します。



とーやま校長:いつくらいから学校の先生になりたいって思っていたの?

リスナー:自分は小学校の頃からいじめを受けているんです。今は良くはなっているんですけど、じわじわ続いているんです。それで友達にいじめられていることを言えない人が多いので、学校のいじめを止めたいと思ってこういう夢を持ちました。

とーやま校長:立派な夢を抱いてるんだね。でも自分の色を出せないんだよね?

リスナー:はい。先生になりということは、親にも友達にも言ったことがないんです。でも夢のために少しでも動き出せたらいいなと思っています。

RYUCHELL:素晴らしいと思います。僕は人にからかわれたり、いじめられたりしたときに、「いつか見返してやる」って気持ちが強かったんです。だけど最近になって、「同じ経験してきた人たちがまだたくさんいるんだ。何かメッセージを届けたい」ってようやく思えたのに、そんな中学生のときには全然思えてなかったです。この時点で誰よりも素敵な人だし神レベルですよね。

あしざわ教頭:いじめを受けたりしたら、人のこと嫌いになってしまってもしょうがないのに。

RYUCHELL:そうそう。そういう心境で将来の夢を持てるかどうか。その強さが本当に素晴らしいなって思いますね。

とーやま校長:どうやって自分の色を出していこうか?

リスナー:僕は先生になるという夢をきっかけにして、自分の気持ちを相手にうまく伝えられたり、いじめをしている人の気持ちを変えられたらと思っています。

RYUCHELL:正直、いじめを無くすっていうことは、もしかしたらできないかもしれない。大人になってもいじめっていうのは絶対あるから。ただ、いじめられてる人のそばに寄り添ってあげることはできる。しかも、いじめられた経験のある強い人が寄り添ってくれると、本当にありがたいと思うんですよね。だから、先生になりたいっていう気持ちがあるのであれば、「自分はこれだけ夢に対して真剣なんだ」って姿を親に見せつけるのが一番だと思うな。
僕も上京する、読者モデルになるって言ったときに「絶対ダメ。東京に上京するなんて絶対許さないよ。あんたはこの島にいなさい!」って超怒られて。僕、末っ子だからすごく過保護な環境に育ったんです(笑)。でも、高校生活の中でバイトして、目の前にお金を出して「何を言われてもこれで上京します」って言ったの。行動で見せたんですね。だから、「先生になるための国家試験を受けるので、これだけ勉強してます」、「この大学を目指してます」っていうのを行動で表す。言葉よりも行動で示して親を納得させたらいいんじゃないかな。

とーやま校長:そうですね。しかも今は、戦わなくてもいいものとも戦わなきゃいけない状況の中でめっちゃつらいと思うんです。でも、なりたい自分があってその先には助けたい人がいて。漠然としているかもしれないけど、お前は光っているものを持ってるから!

RYUCHELL:そうだと思う。だって、「自分もいじめよう」って人たくさんいるもん。その中でこういう風に思えるって本当にかっこいいよ!

とーやま校長:胸を張っていいところだから。それを大事にしていこう。

リスナー:ありがとうございます。今までこういうことも人前で言えなかったので、すごくスッキリしました!

RYUCHELL:頑張ってね!