小5男児 いじめで PTSDに!
長期欠席…大阪市教委が第三者委メンバーで学校対応を検証
大阪市立小5年の男児(10)がいじめ被害を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、長期欠席を余儀なくされている問題で、市教委は17日、学校側の対応が適切だったかを検証する第三者委員会のメンバーを選任した。近く第三者委を開き、調査結果や改善点を市教委と市長に報告する。
男児は小2だった平成24年にクラスメートだった児童数人に、遊具から突き落とされたり、ランドセルに落書きされたりするなどのいじめを受け、不眠や情緒不安定などの症状が出るようになった。25年には「いじめが原因のPTSD」との診断を受け、不登校の状態が続いていた。