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仙台市、いじめ相談室を6月開設

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仙台市は19日、市いじめ等相談支援室「S-KET(エスケット)」を6月1日に開設すると発表した。児童生徒や保護者のいじめに関する相談に、弁護士や学識経験者が専門性を生かして対応する。市長部局が事務局を担い、学校や市教委に話したくない相談にも応じる。事情が複雑な事案は医師や臨床心理士らも参加し、支援策を検討する。

 相談室は青葉区一番町4丁目の民間ビル内に設置する。教職員などの経験がある相談員2~4人が常駐し、月-土曜に電話とメールで相談を受け付ける。内容は専門員に報告し、予約制で相談員と専門員が児童生徒や保護者と面談する。
 専門員は3人。いじめ問題に精通する宮城教育大の久保順也准教授(臨床心理学)、仙台弁護士会の伊藤佑紀、草場裕之両弁護士が務める。
 相談内容を解決するため、専門員が他分野の専門家の協力が必要と判断した場合は「対応検討会議」を開催する。精神科医臨床心理士社会福祉士がアドバイザーとして参加し、いじめに悩む児童生徒や保護者に寄り添う解決策を探る。
 市内では2014年9月以降、いじめを苦にした男子中学生の自殺が、わずか2年7カ月の間に3件続けて起きた。遺族が学校や市教委の対応に不信感を抱いたケースが多く、市は市長部局の子供未来局にいじめ対策推進室を設置。学校と違う立場でいじめ相談に応じる窓口を検討していた。
 郡和子市長は定例記者会見で「不安を抱え込まずにぜひ相談してほしい。いじめに悩む児童生徒や保護者に寄り添い、悩みの解決に向けて共に歩む相談窓口にしていく」と強調した。
 相談は月、水、木、土曜日は午前10時~午後5時、火、金曜日は正午~午後7時に受け付ける。連絡先はフリーダイヤル(0120)303836。メールはs-ket@city.sendai.jp。