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全国いじめ問題サミットへ 都城市立西中、宮崎県代表

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【宮崎】23日にオンラインで開催される「全国いじめ問題子供サミット」(文部科学省主催)に、都城市立西中学校の生徒会メンバーが、県代表として2年連続で参加する。

 中学校によると、生徒会役員が中心となって昨年度から取り組む「悩み相談推進員」によるピアカウンセリング活動が評価された。守秘義務の徹底、ロールプレイによる訓練など、スクールカウンセラーから講習を受けた生徒会役員約30人が、校内各所に設置した目安箱に投じられた「お悩み相談用紙」をもとに、いじめなどの問題解決にあたっているという。

 昨年末に宮崎県庁であった激励会で、34期生徒会長の冨吉美智さん(15)が代表して推薦状を受け取った。黒木淳一郎・副教育長は「仲間への理解を深め、支援を生徒自ら考えることに驚きました」と感想を述べた。冨吉さんは「(サミットでは)自分たちの学校の取り組みを全国に紹介できる。達成感を味わいたいです」と力を込めた。

 学校でのいじめ問題に真剣に向き合い、生徒たちが自ら対策を考える「いじめ問題子供サミット」は、県内では2019年から始まった。「いじめの未然防止に関する取組推進校」に指定された公立7中学校が参加している。

 昨年8月に7校の生徒が一堂に会して各校の実践している内容を発表したり、パネルディスカッションをしたりして代表1校を決める予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止に。書類審査の結果、都城市立西中が選ばれた。