滋賀大津市 園児の母親がへ調査申し入れ
大津市の保育園児が自身の性別への違和感について大津市が許可なくホームページに公開した問題に絡み、園児が保育園で受けたいじめについて、園児の母親が大津市に調査をするよう申し入れました。
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園児の母親は、2月4日大津市の幼児政策課を訪れ、いじめの調査や再発防止策を求める申し入れ書を手渡しました。
現在6歳の園児は、戸籍上では男の子ですが、女の子の服装をして登園していたことで他の園児からのいじめ被害に遭っていて、去年10月から登園ができなくなっています。
母親と代理人弁護士によりますと、園児と両親は保育園と大津市の幼児政策課にいじめへの対応を何度も求めたものの「じゃれあい」や「成長過程」として放置されたということです。
しかし、いじめ防止対策推進法が定める「子ども」の対象に園児は含まれておらず、責任や基準があいまいとなっています。
申し入れを受け、市の幼児政策課は、「内容を確認した上で検証と事実確認を検討する」としています。