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LINEいじめ時間帯改良へ

教育委員会が4月に始めた無料通信アプリ「LINE(ライン)」によるいじめ相談の利用件数が、当初予定を大幅に下回り、今月23日現在229件にとどまっていることが分かった。28日の県議会6月定例会で利用状況を明らかにした池田幸博県教育長は「手順の簡略化や相談時間帯の弾力化など、相談しやすいシステムになるように改良を続けていく」と述べた。

 県教委によると、ラインによるいじめ相談は毎日午後7時~10時に1日最大60件まで受け付けられるが、23日までの1日当たりの相談件数は約3・7件にとどまった。

 県内の全ての県立学校の生徒など約8万4千人を対象に先行実施しているが、相談を受け付ける専用のアカウント「新潟県いじめ相談SNS」の登録者数は約1400人で、予想を下回っている。

 県教委は周知不足や相談を受けるまでの手続きの煩雑さなどが背景にあるとみており、池田教育長は定例会で「ライン相談がいじめの解消に役立つツールであることを周知していく」と述べた。

 ラインによるいじめ相談は7月17日から全県の中高生約12万人に対象を広げる予定だ。