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いじめ題材の企画映画を紹介

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いじめ問題を通じて社会の在り方を問う映画「子どもたちをよろしく」の舞台あいさつが28日、静岡、浜松の両市で行われ、作品の企画を担った元文部科学省官僚の寺脇研さんと前川喜平さんが「いじめや虐待への危機感を込めた。社会全体が当事者意識を持ってほしい」と訴えた。
 中学生のいじめを題材に、背景にある家庭や社会のひずみを描く作品。ネグレクト(育児放棄)や性的虐待など子どもを追い詰める問題を、教育行政に長く身を置いた立場から提示している。
 統括プロデューサーとして脚本にも関わった寺脇さんは「楽しい作品ではないが、映画だから伝わるメッセージがある」と製作の意図を説明。「親や先生に相談できない子たちはたくさんいる。大人が地域全体で気に掛けてほしい」と強調した。
 寺脇さんから企画に誘われた元事務次官の前川さんは「ハッピーエンドの筋立ても考えられるが、安易に救われると思ってもらいたくない」と現実の厳しさを示唆した。中学生がいじめに加担しながら隠そうとする場面に触れ「うそを突き通せると思ったまま大人にならないでほしい」と言葉に力を込めた。